LNG焚き船舶用大型ディーゼルエンジンおよびLNG燃料供給用ポンプ搭載船竣工

プレスリリース

株式会社 三井E&Sマシナリー(社長:田中 一郎 以下当社)は、このほど当社製のLNG焚き低速ディーゼルエンジン「8S50ME-C9.6-GI-EGRBP」(以下「LNG焚きエンジン」)とLNG燃料供給用ポンプ「MHP-3」を搭載した自動車専用船が竣工しましたのでお知らせします。

玉野機械工場(岡山県玉野市)で製造し、今治造船株式会社(社長:檜垣 幸人 氏)が建造した自動車専用船(船名:CENTURY HIGHWAY GREEN、船主:川崎汽船株式会社)に搭載されています。

このLNG焚きエンジンは高圧タイプを採用しており、GHG(Greenhouse Gas)の一種であるメタンスリップ(未燃ガス)の排出を低減しています。また、EGR(Exhaust Gas Recirculation)を採用し、NOx三次規制もクリアしており、最新技術を搭載した環境に優しいエンジンです。

さらに、当社とグループ会社の加地テックが共同開発したLNG燃料供給用ポンプ「MHP-3」は冗長性のある機構を有しており、複数台搭載の必要はなく、1台のみを搭載しています。

当社はNOx規制対応ディーゼルエンジンやガス焚きディーゼルエンジンの受注実績を生かした受注活動を今後も展開し、これまで同様に、バルカーやタンカー、自動車運搬船、LPG船等向けさまざまなエンジンの受注にも注力しております。


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連絡先:株式会社三井E&Sホールディングス 経営企画部 広報室
TEL:03-3544-3147