"燃える氷"メタンハイドレート体験会等に実験用試料を無償提供

サステナビリティ

“燃える氷”とも称されるメタンハイドレートは、未来のエネルギー資源の一つとして注目されていますが、私たちの生活で利用されるようになるまでまだまだ実用化に向けた研究が必要です。

三井E&Sホールディングスは、次世代の海底資源として注目されている表層型メタンハイドレート生産にむけた事業化推進に注力しています。その一環として、メタンハイドレートの将来性や特性を理解いただけるよう自治体・大学・研究機関等が一般向けに企画するメタンハイドレート体験教室等(メタンハイドレートペレットの燃焼実験)に、実験用試料(人工メタンハイドレート)を無償提供しています。

これまでに9都府県の行政機関・大学や科学館向けに、合計年5~10回の提供を行ってまいりました。今後も、メタンハイドレート実用化にむけた啓蒙活動に積極的に貢献したいと考えています。

※無償提供先は、公的機関が実施する一般・公共向け企画・イベントに限ります。営利目的、研究目的のものはお断りしていますので予めご了承ください。


近日開催の体験イベント

イベント名 「メタンハイドレート体験会」
日時 11月10日(土)10時~16時 ~ 11日(日)10時~15時
会場 「但馬ドーム」兵庫県豊岡市日高町名色
主催 兵庫県「但馬まるごと感動市」で実施
詳細 平成30年度コウノトリ翔る但馬まるごと感動市

ご参考

  • メタンハイドレートとは
    天然ガスの主成分であるメタン分子が水分子のつくるかご状の構造に取り込まれた「氷状の物質」です。火を近づけると放出されたメタンガスが燃えるため「燃える氷」とも呼ばれています。
  • メタンハイドレートはどこにあるのか?
    メタンハイドレートは深海の海底面下や永久凍土地帯など、低温で圧力が高い環境下で存在することがわかっており、日本の周辺海域にも大量に存在しています。
  • メタンハイドレートと三井E&Sのかかわり
    当社は、日本近海の海底に存在する表層型メタンハイドレート生産にむけて事業化を推進しており、資源回収技術確立のため調査研究を行っています。
メタンハイドレートペレット(燃焼)

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※個人の名称等は、掲載当時のものです。